こんにちは、ふるかわゆきです。
ワーキングホリデーでカナダのバンフに来てから3週間経過しました。
生活や仕事にも少しずつ慣れてきたので初日から3週間で経験したことなどをまとめてみました。
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ワーホリ生活スタート:バンフJonston canyon 到着
現地時間2019年5月19日、夜の19時過ぎ頃、10月下旬までお世話になる職場のJonston canyonに到着しました。
日本とは15時間時差があるので、日本はすでに5月20日になっています。
Jonston canyonはバンフの町から車でさらに30~40分ほど山の方に走ったところにあります。
近くに川が流れていて、日本では見ることができないような切り立った山が毎日見える場所にあります。
夕飯を食べていなかったのでレストランでフィッシュアンドチップスを出してもらいました。
これは後から知ったのですが、お客さんに提供する用はフィッシュが2切れなのにこの時3切れフィッシュがのっかっていました。
歓迎の印で多めに作ってくれたのかもしれないが、さすがに3つ目のフィッシュを半分残してしまいました。
夕食後は自分の部屋に行って荷物整理と明日以降の準備と家族や友人に連絡を送って22時ごろ寝ました。
日本人が一人ということとあまり英語が堪能でないということを考慮してくれたのか部屋はオフィスの向かい側の個室でした。他のワークメイトはシェアルームがほとんどで個室の人は数人程度です。
何だかまだ、カナダに到着したという実感は湧きませんでした。
到着翌日:施設案内と仕事
スタートは9時半だったので朝はゆっくり準備ができました。
仕事場に提出する書類を提出して周辺や施設の案内をしてもらいました。
同じ日に一緒に施設を回ったのは、20歳前後のカナダ人の女の子とオーストラリア人の男の子でした。
二人とも背が高くて美男美女。
施設の見学が11時半ごろ終わって私は自分の職場となるレストランの厨房に行きました。
料理長に「12時から入ってほしいからランチ食べてきて」と言われて従業員食堂へ食べに行きました。
そこで、この職場ですでにシーズンオープンから2週間過ごしているワークメイトに会いました。
みんなでワイワイ昼食を食べている中に入って自己紹介をしたのはいいけれど、その後の会話には入れませんでした。
「ネイティブの会話ってこんなに早いの!?」って本当に戸惑いました。
カナダに来る前からYou tubeでアメリカの英語ラジオを聴いていたものの、会話について行けるほど耳は慣れていなかったです。
この後から始まる仕事も大丈夫か不安になりました。
12時から仕事がスタートして案の定、仕事の指示の内容が一発で聞き取れなかったです。
私の仕事は、レストランのキッチンアシスタントで、野菜を切ったり、サラダを盛りつけたり、パフェやフルーツの盛り合わせ、サンドウィッチをつくったり、揚げ物あげたり、皿洗いをしたりというような仕事をしています。
日本で、キッチンアシスタントや飲食店の厨房のなどの仕事経験が全くなかったものの、3年半の自炊生活で培った経験が今の私を助けてくれています。
料理長や同僚からの一回一回の支持を聞き取るのに必死で、正直仕事初日のことをあまり覚えていません。
その都度の指示で材料とか数量とか確認しながらフルーツの盛り合わせやサンドウィッチの作り方、デッシュウォッシャーの使い方などを教わりました。
洗い物をしまう場所や材料がどこに置いてあるのかなどわからないから「Where is ~?」を何度言ったかわからないほど使いました。
そして、初日は短時間勤務かと思いきやみっちり8時間だったので相当疲れました。
その日も23時くらいには寝ました。
ワークメイトどんな人がいるの?
厨房の同僚以外にワークメイトはレストランのserverスタッフ、キッチンスタッフ、お土産屋さん、カフェ、ハウスキーパー、設備メンテナンス、アイスクリーム屋さん、フロントデスクスタッフで全部40人くらいいます。
国籍は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、ドイツ、日本と多国籍です。地元カナダ人以外の人は私と同様にみんなワーホリで働きに来ている人でした。
こんな中で働いたことは本当に初めてで、楽しいことばかりではないけれど本当に思い切って日本人が一人もいないカナダの職場に来てみてよかったと思っています。
職場全体のイメージとしては海外版リゾートバイトって感じが一番しっくりくるのではないでしょうか。
バンフワーホリ生活:全くわからない英語に戸惑う人生で最も長いと感じた1週間
2日目は初日に教わったことをしつつ、新たにハンバーガーやホットサンドの作りかたや従業員食堂の片付けの仕方など教わりました。
初日と同様で支持の聞き取りに必死でした。
厨房には料理長も含め、三人のカナダ人とアイルランド人の女の子一人とドイツ人の男の子一人がいます。
ドイツ人の男の子以外はみんなネイティブスピーカーです。
でもなぜかドイツ人の男の子は英語が堪能でアイルランド人の女の子から彼がドイツ人だと聞くまで、私は彼をカナディアンだと思っていました。
そんな感じで最初の一週間はモノや場所、人の名前、自分の仕事を覚えるのに必死の一週間でした。
そして、自分の中ではこの一週間は間違いなく人生で最も長いと感じた一週間です。
本当に新しいことを始めたり、経験したりしている時は時間が長く感じるというのはこういうことなのだと思いました。
フィリピンにいた3か月間も毎日が新鮮で、密度が濃く、楽しかったけれど、長く感じました。
バンフワーホリ生活:2週間目
2週間目でワークメイトの顔と名前が一致してきました。
みんな会うたびに「Hi! Yuki! How are you? 」って気さくに声かけてくれるのが、とてもうれしいです。
最初に一週間は挨拶程度しか声を発せなかったけれど、簡単な質問は自分から少しずつ投げかかられるようになってきました。
・仕事は何時から? What time will you start work?
・今日はお休み? Are you off today?
・休みの日は何していたの? What did you do on your day off?
仕事の方は1週間やってみて、全体像がつかめてきました。
仕事自体は難しいことはないのですが、カフェの商品で出すパフェやフルーツの盛り合わせ、サンドウィッチをつくったり揚げ物をあげたり、皿洗いをしたりとその都度やることが変わってくるのでその指示を間違えないように確認しながら進めて行く必要があります。
6月下旬ごろから8月一杯が繁忙期でかなり忙しくなるみたいなので、それまでに特にリスニングの方は何とかしたいです。
そして、自分一人で仕事している時や厨房が忙しい時は良いのですが、繁忙期でないこの時期はどうしても暇な時間ができてしまいます。
特に夕方の4時前後、その時に同僚と何話せばいいのか、、、ってなりました。
自分の言っている発音が悪くて単語すら伝わらない時もあり、かといって相手の言っていることがほとんどわからない時もあります。
お休みの日はどこ行ったの?とか質問してもすぐに会話が終わってしまうので、仕事に必要な英語表現や単語って今の仕事だと何となく範囲が限られてくるけれど、
仕事でない世間話となると一気にフィールドが広くなるのでそっちの方が難しいと感じました。
ランチやディナー、ファイヤーピット(仕事終わりの夜9時ごろからみんなで焚火を囲んでおしゃべりする場)に行くとワークメイトがワイワイ話しているのですが、その内容ですらよくわからないから会話に入っていけないという課題が今の私にはあります。
1対1だと相手も私が聞き取れるようにスピードに合わせてくれ、私の話す言葉にしっかり耳を傾けてくれるのですが、3人以上集まった時はとにかく何を話しているのか話題について行こうと必死に耳を傾けて言葉を発する余裕はどこにもありませんでした。
バンフワーホリ生活:3週間目
完全に現地に到着してからの2週間で自分に自信を無くしてしまいました。
けれど、まだ自分がやってきたことの点と点が繋がっていないだけで、今までやってきたことは決して無駄ではないと自分の経験上わかっているので3週間目からはそれをつなげるために自習に加え、週3回、一回50分のオンライン英会話レッスンを始めました。
オンライン英会話レッスンは、フィリピンにいたときにお世話になっていたフィリピン人の先生に個人的にやってもらっているものです。
3か月毎日マンツーマンで英語を教わっていたので私のことを直接知っているし、英語を教えてもらうだけでなく、今の大きな課題解決のメンタル的な支えにもなってくれています。
さらに、2週間実際にカナダで生活してみてからのオンラインレッスン開始だったので、自分に必要な課題やどんなことをもっと勉強したらよいのかが明確になりました。
それに沿って一つずつ勉強していくことにしました。
まとめ
カナダに来ての3週間の生活はこんな感じでした。
ワーホリの生活は人それぞれ職場の環境や英語力などでかなり変わってくると思います。
私の場合は、完全に英語でのコミュニケーションの部分が課題で、ノリで何とかなる人でも器用でもないので自分なりに地道に解決していきます。
こういう問題や課題に直面した時に、その解決方法も人それぞれだと思うので一概にこれを絶対にやれば悩みを解決するっていうものはないと思います。
語学はすぐに上達するものでないので、私の場合はまず当たり前のことだけれど、できることから行動や態度で職場の人やワークメイトとの信頼関係を積み重ねていくことにしました。
・笑顔で挨拶する
・仕事は全力で取り組む、特に掃除とか整理整頓とか
・指示されたら返事をして、すぐに開始する。わからない時はちゃんと聞く、確認する
・感謝の気持ちは言葉で表現する
英語でのコミュニケーションに課題があるからこそ、これをしっかりやっていたら職場の人から信頼されて、徐々に過ごしやすい環境になってきました。
そして何よりみんながフレンドリーなので毎日助かっています。
慣れないことが多くて苦労もあるけれど、仕事は楽しいし、カナダの大自然に囲まれた環境で生活できるし、全体的にはとても良い生活をできていると思います。
今の環境だとお金もそんなに使うところがないので、お金も溜まるし、生きた英語に触れたり、多国籍の環境で仕事をしたりと個人的にはワーキングホリデーという制度を使って海外に長期滞在することはとてもお勧めです。
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