人の味覚は価格に騙される

こんにちは。ふるかわゆきです。
今回は味覚は価格になぜ騙されるのかということについてまとめてみました。
実際に価格が高い食べ物≒おいしいものというイメージは少なくともあるとは思います。

①人は食べ物の”おいしさ”を何で判断するのか?

人間がおいしさを感じるメカニズムはとても複雑なもののようです。

人はおいしさを味覚だけでなく、その他の視覚、嗅覚、聴覚、触感を含めた五感全体で味わっているのです。
それだけでなく、ブランドイメージや口コミなどの前情報、だれがどんな思いで作ったかなどのストーリーも加わってきます。

料理が得意でない妻でも、自分のためにお弁当を一生懸命作ってくれたとするならそれはものすごくおいしく感じるかもしれません。

スーパーで一般的に売られている国産牛でも松阪牛だと言われて出されたらより一層おいしく感じてしまうかもしれません。

②高いものは本当においしいのか?

ある実験で1本5,000円のワインと1本5万円のワインを飲み比べた時、おいしいと選ばれるのは圧倒的に1本50,000円のワインの方でした。
しかし目隠しをして飲み比べた時に1本5,000円のワインをおいしいと答える人の数は一気に増えるという結果が出ました。
(参考:「農業のマーケティング教科書 食と農のおいしいつなぎかた」岩崎邦彦)

この実験からわかるように価格が味を変えてしまうということは本当に起こりうることなのです。

また、別の例を挙げてみると、有機栽培の農産物は安全でおいしそうな野菜をイメージされる方が多くいらっしゃると思います。
しかし有機栽培だからと言ってすべておいしいとは限りません。

有機栽培というと値段が高いという事実と安心安全のイメージからその野菜もおいしいであろうと考えられがちです。
しかし必ずしもそうではないとおっしゃっている有機栽培の農家さんも実際にいらっしゃいます。

確かに有機栽培のホウレンソウと慣行栽培のホウレンソウを食べてもあまり味の違いは私にはわかりません。
もしかしたらわかる人にはわかるかもしれませんが、、、

有機栽培の野菜の価格が通常の野菜よりも値段が高い理由は、おいしいからというよりも消費者の安心を追求するための栽培をしているという価値が加わっているからです。
やっぱり通常の栽培よりも手間暇がかかるのと品質や収量を安定させることは容易ではないようです。

もちろん安心安全で更においしさを追及している有機栽培農家さんは大勢いらっしゃるので、一概には言えませんが。

③まとめ

おいしさを判断する要素は様々なものから成り立っています。
人は特に価格という目で見てわかりやすい情報に味覚を左右されやすいようです。

食べ物に限らず、値段が高いもの≒良いものと考えられがちです。
しかし、どうしてその値段がついているのか?しっかりとその事実の裏側まで考えて消費者は買うものを選択していかなければなりません。

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