2018年副業元年と言われる今、働き方について考えてみる!働き方改革が叫ばれる今、本当に理想の働き方とは?

こんにちは。ふるかわゆき です。
今年、2018年は副業元年と言われ、「働き方改革」は国会でも議論のテーマとなり、様々なメディアでキーワードとして取り上げられ、これまでの働き方について、見直しが図られようとしています。

今までと大きく異なる点というのは、これまで禁止が前提とされていた、副業も解禁となり、人それぞれ、大きく働き方が変わろうとしています。

今回のテーマは働き方、副業と働き方

これまで、働く側のキャリアコンサルや、企業側の立場で働く人の環境やメンタルケアなどに関してコンサルティングを行ってこられた原田百合子さん(48歳)にお話をお伺いする機会があったので、

このテーマについて、コラムを進めてみようと思います。

 

「働き方改革」という制度の変更は「働かせる側」の観点に立った改革と言えるかも知れない…。

今、盛んに議論のテーマとなっている「働き方改革」。これについて原田さんはこのような背景を説明してくださいました。
「今回、国会で盛んに議論されている“働き方改革”ですが、正直、とってつけた議論のように映って仕方ありません。

今回、“働き方改革”が急激に議論のテーマとして取り上げられてきましたが、本来、働き方改革とは、それぞれの企業が、そこに属する、従う人々と、最も理想的な働き方とはどういう事なのか?

制度としてどういうことを設けなければならないのか?それは、個々の企業がそこで働く人たちとしっかり話し合って決めるべきことだと思います。

こうして政治主導として法整備まで行い、制度としてこうだから、こうしましょう!というこのプロセスが、果たして本当に正しいのか?

さかんに野党の反対にあった「高度プロフェッショナル制度」の問題にしても、高いスキルを持つ、とある一部の仕事に就く人々は、時間労働制ではなく裁量労働制が用いられることになる。

これは企業からすれば“幾ら働いてもらっても、報酬も、休日も成果次第。

こうなると、際限なく働くことを言わば黙認するという事で、”労働時間の減少“や”ゆとりのある生活“を送るための改革とは程遠いものになっています。

また、副業解禁というのは、ある意味において自由に働ける制度の制定ではあるけれど、企業側の論理としては「決められた時間内に、決められただけの仕事をしてもらうことで、残業禁止で、残業手当も出せない。

だから、それ以外の時間を副業で穴埋めしてください。」という風に受け止めることもできる。

例えば、通勤に往復2時間かかるとして、8時間勤務すれば、1日10時間拘束されることになる。

ではそれ以外の時間で、残業手当に代わる報酬を得ることが出来るような仕事を携わるという事は、今度は睡眠時間や食事の時間、余暇の時間を削って、働くことを奨励しているようにも受け取られます。

となると、欧米などの諸外国、先進国で、進められている短い時間で生産性を高める働き方の奨励とは少し意味合いが異なる。

だから、“働き方”に関する議論、それを真剣に考えよう議論が高まり、その気運が盛り上がることは歓迎ですが、“企業の都合”に偏った“働き方改革”の推進には、多少問題があるようにも思えます“。」

私は地方の中小企業に勤めていますが、政府の働き方改革の推進によって会社側が変わったかというよりも、社長をはじめとする役員交代があったことによって、会社全体の意識が少しずつ変わってきたなと感じています。

特に中小企業だと社長の一存により会社の方向性や就業規則が変わるということは珍しくありません。

原田さんがおっしゃったように、やはり個々の企業がそこで働く人としっかり話し合って働き方を決めていくことが必要になってくると思います。

なぜなら都心の企業では考えられませんが、地方の企業に勤めている方だと兼業で農業をやっている人は珍しくありません。私の会社も副業は現在でも原則禁止ですが、兼業農家となると事情は異なります。

このように地域性というものを考慮したうえでの議論も必要になって来ると思うからです。

結局は、自分が仕事にどう向き合って、どのような働き方を行えばいいのか?自分で答えを導き出すことが大切!

更に副業元年、副業奨励に関して、原田さんはこのように分析されています。

「副業元年という事で副業にいそしむことがある種のトレンドのように扱われていますが、副業とはいえ、その道で自分のスキルが活かせる、そしてそこにやり甲斐や生き甲斐を感じ得ことが出来るというのであれば大賛成です。

でも、もし、所得や時間の埋め合わせのために副業でも高度の成果が求められ、それに対応してゆくという事が必要とされたり、

決してその道のプロともいえないような人が、低い提供価値であるにも関わらずそこに参入することで“安かろう、悪かろう”という粗悪品を世にばらまくことに繋がるとすれば、

果たしてそれが社会全体にとっていいことなのか?悪いことなのか?と考えてしまいます。

本来、“働き方改革”というのは、そこで勤める人が、 安心して心置きなく仕事に専念でき、家事や育児やその他、生きてゆくために必要な時間を充実させるものに繋がるものでなければならないのだけれど、

主業、副業なんて分け方がある種、主流になるようであれば、採用制度なども根本的な見直しが必要になる。

そこが並行して、行われていない事には矛盾を感じます。

ただ、“働くこと”に関しての選択肢がどんどん増えていることは言うまでもなく、勿論、それは歓迎すべきことだとは思います。

しかし、人間は働くだけで、豊かな生活、幸せな生活が送れるわけでは無い。

家庭を持てば家族との時間も大切にしなければならないし、余暇を充実させるための趣味も必要。

そういうことが置き去りにされるというのは、少し考えるところでもあります。

よく、おススメする副業は?と質問を受ける機会も最近増えてきましたが、本来は副業などしなくても、安定した収入が得られて、満足行く暮らしを楽しむことが出来るといのがベストだと私は思います。

そして、副業とは言え、それを“仕事”とする以上は、クオリティや成果が求められ、それは、その人の資質、適性に合ったものを選ぶべきだと思うのです。

今、ネットやPC環境さえあればできる仕事という事で、簡単にできる副業案内的な書籍やコンテンツが書店やWeb上には溢れています。

でも、正直、私は、副業に関して何を仕事にすればいいか?というアドバイスを軽々に行うことはできません。

何故なら、副業という括りで仕事を案内したとしても、その人の夢がかなうのか?人生における目標が達成できるのか?遣り甲斐や充実感、満足を得ることが出来るのか?は資質、スキル、能力、過去を顧みて共に考える必要があると考えているからです。

つまり、これを契機に、どんな働き方がベストなのか?転職以外にプラス副業で、自分が幸せな生き方を出来るのかどうなのか?起業して生きてゆくことは可能なのか?など、

“もう一度、自分を幸せにするための働き方に”ついて考える機会を自分に与えることは大切だと思います。

原田さんのお話を伺って、副業は生活を豊かにしていく一つの手段であることを常に忘れてはならないと思いました。

生活の豊かさは、経済的豊かさと精神的豊かさの両方の意味を含みます。

副業をすることで会社以外の人とつながることもできるし、逆に既存の人間関係を壊してしまうということもあり得るかもしれません。

副業を始めたことによって本業に支障をきたしてしまうかもしれませんし、逆に本業にプラスとして働いてくるかもしれません。

副業を自分のスキルアップのために行うのか、副業で得た収入を生活の足しにするのか、副業を趣味の延長にするのかはその人次第だと思いました。

個人的には副業を始めるのであればスキルアップにつながるものをしたいなと思っています。

 

まとめ

今回、原田さんのお話を伺って、“働き方”に関する議論が高まっていますが、“企業の都合”に偏った“働き方改革”の推進ではなく、

企業側がそこで働く人と最も理想的な働き方を話し合って決めていくことの重要性を改めて感じました。

また、副業が解禁されたことによって、自分が幸せに生きていくにはどんな働き方がベストなのか?を考えるきっかけとして副業を始めてみるのもありなのではないかと思いました。

私は、会社に3年ちょっと勤めて、その中で自分の理想の姿や生き方とのギャップを感じました。

このまま続けていてそのギャップは今後縮まっていくものなのか?をものすごく考えました。

そうして出した答えはフリーランスとして独立することが理想に近づくための第一歩であると思い、会社を辞めることにしました。

きっとこれからもっと個人が稼ぎやすい時代がくると予想されます。

そうなったときに副業だけでなく起業へのハードルもどんどん下がっていきます。

働く人の選択肢がどんどん広がっていくからこそ、理想の働き方、生き方についてもっと真剣に考えるべき時が来たのだと、そう思います。

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