会社員として勤めたほうがいい人、フリーランスとして 活動した方がいい人、その違いとは?

こんにちは。ふるかわゆき です。

今、盛んに副業や起業に関して議論を呼んでいる中、私たちの世代の多くの人が、仕事に向き合う事にたいして色々な悩みを抱えていると思います。

そんな人たちに少しでも役に立つ情報を発信したいと思い、

今日は、「会社員として勤めたほうがいい人、フリーランスとして活動した方がいい人、その違いとは?」というテーマを選んでみました。

今回は、実際にフリーランスの起業支援を行っている人や、実際に会社員からフリーランスとして活動している人からお伺いしたお話をもとに、記事を進めてみようと思います。

 

会社員として勤めた方がいい人とは?

実際に、今、起業して、キャリア構築に関する実用書の執筆や、

働き方に関する様々な記事を多くのメディアで執筆している坂本明さん(仮名36歳)はこんな話を聴かせてくださいました。

「まず、学生生活を顧みて、いい成績を獲ることを目標にしたり、部活で成果を残してきて、“他者(特に教師や教授)からの評価”に対して答えようという意志の強い人は、

そもそも起業するよりは、会社勤めで一生を送った方がいいのかも知れません。

まず、今の教育は「組織の中で一生を過ごすこと」を前提として、そのプログラムが構築されています。

集団の中に居て、協調性や協力の大切さを重視し、友人や仲間と何か目標を達成してゆくことが好きな人、そこに意欲や情熱を傾けることが出来る人は、

適職さえ選べば、会社員としての心地よさを実感できると思います。

起業がブームだから、副業が今トレンドだからという理由で、起業や副業を選ぶのではなく、自分の適性を見極めることが大事だと、そう思います。

そして、収入や待遇、福利厚生という面で勿論、すべてパーフェクトとは言わないにしろ、

満足しているのであれば、会社員を辞めないことをおススメしたいです。

今、なぜ若い世代の人たちが、“仕事の面”で悩みを抱えてしまうのか?それは、幼い頃から、将来の夢や目標について考える習慣がついていなくて、

まずは学習面で良い成績を獲ろうであったり、部活で成果をあげようであったり、“将来”や“夢”や“人生の目標”を考えることがないままに、大学に進学し、時期が来れば就職活動に励む。

“若い世代の人の悩み”の要因は、このプロセスにあるのです。

企業側も、孫卒一括採用で、何も型破りな常識を逸脱した人が欲しいわけでは無い。

仕事は会社に入って3年間くらいでじっくり憶えて、それから戦力になればいいという育て方をされる。

新卒者が悩むのは、そこで、社会人になったからと言えど、いきなり大きな責任や使命を与えられるわけでは無い。

“こんなことするために大学を出たわけじゃない”と悩むことも多いと思うのです。

でも、一生“こんなこと”が続くわけでは無い。もし、会社の中に目標とする人や信頼できる上司、先輩がいるなら、悩みを打ち明け、語ることも必要かと思います。

 

今の若い世代は、既に学生時代にスマフォやタブレットを手にし、S.N.SやLINEなどで、気の合う人との心地よいコミュニケーションに慣れてしまって、会社での人間関係を負担とする人たちも多い。

でも、ちゃんと、先輩や上司の仕事を見て、仕事の面で尊敬出来たり、立派だと思えるならば、その人に対して、信頼を傾け、しっかりコミュニケーションをとることで問題は解決できるかも知れません。

また、もし、仮に、今の仕事以上にやりたいこと、好きなこと、得意な事が出来たとするならば、

“それでめしを食ってゆくためにどうすればいいのか?”を真剣に考え、向き合って、起業しないと、

起業は会社員であることのメリット(安定、安心、身分の保証など)が一気に剥ぎ取られてしまうのですから、相当の準備や覚悟が必要になります。

 

また、最近、多い悩みとしては、尊敬できる先輩や上司に出会えないという後ろ向きな理由から起業を志す人も多いと思われますが、

今、組織の在り方が大きく変わる中、風情や人情という極めて情緒的な感情が置き去りにされてしまいがちなのが、

今の組織全般に言えること。ロールモデルがないのであれば、しばらく我慢して、5年先、10年先に自分がそうしたロールモデルになるんだ!と高い志を持って日々生活を送ることも大事かも知れません。

というのも、転職したとしても、風情や人情という極めて情緒的な感情を大切にしてくれる組織はかえって、中小企業や零細企業に多く、それを大手企業に求めるのは極めて難しいからです。」

今までの教育…。

確かに私たちは“将来の仕事”について考える機会もないままにここまで歩んできたのは、事実かも知れません。

このお話を聴いて、私自身も、色々と考える機会を得ました。

 

起業家としての道を歩んだ人がいい人とは?

「やりたいこと、好きなこと、得意なことが、会社に居ては出来ないと痛感していて、

それをとにかくやりたくて、やりたくてたまらない!という人は直ぐにでも起業に向けての準備をすることをおススメします。」と、

起業家支援を行い、自らも起業家として活動されている、後藤剛さん(27歳)はそう話されます。

ちなみに、私は後藤さんが運営総括を行っているビジネスオンラインサロン「大人の楽屋」のメンバーでもあります。
https://otona-club.com/about/

そのため、後藤さんには日頃からお世話になっています。

「先ほどの坂本さんのお話の逆で、学生時代、決して優等生では無かった人が、起業家としては成功します。

“協調性や人並みであることに囚われず、新しい価値の創造に興味がある”。

“組織はそもそも個の集団であり、それぞれがその個性を発揮してこそ社会であるという”考えを持っている人というのは、起業家向きと言えるでしょう。

起業とは、様々な課題や困難に直面する機会が多く、上司も社長も守ってくれる人もいないので、会社員以上の強い精神力や体力が必要とされるタフネスを要求されるモノです。

それをやり遂げることが出来るか否かは、強い覚悟と意志が必要。

 

今の社会や制度、システムに疑問を持ち、自分の力でそれを変えるんだ!という強い意志を持っている人は、まさに起業家向きと言えるでしょう。

起業家やフリーランスの独自性というものは何処から出るのか?それは独創的なアイデアが創れるかどうか?つまり自分の力で仕事を創り出す力が必要とされます。

そういう意味において、“右に倣え”や“マニュアルにそって仕事をする”事に抵抗があり、それが出来ないという人にはうってつけ。

しかし、本当にそれが実現できるかどうかは、意思と覚悟にかかっている。

起業し、フリーランスになれば、会社員以上に人とのご縁が大切になる。

今まで以上にコミュニケーション能力は問われます。

“仕事が好き!アイデアがある!そして、人が大好き!”こんな人がフリーランスや、起業家に向いている。

冒険すること、挑戦すること、これが好きな人でないと、やっぱり起業家、フリーランスとしては、成功は難しいかも知れません。」

 

まとめ

今、確かに、様々な理由で、“フリーランス”という仕事の在り方について考える機会は多いものだと思います。

まず、その適性とは何かについて考えた際に、一番印象に残ったのは“自分の力で仕事を創り出す力”かどうか?という点…。

会社員で生きてゆくことに向いている人は、それを選べばいい。フリーランスに向いていると考えることが出来る人は、その道を…。

自分にはどのような特性、適性があるかを見極めたうえで、将来を見定める。そういうことが大切なんだなという事を、今、また考えています。

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ふるかわゆき
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