こんにちは、ふるかわゆきです。
フリーランスや個人事業主の方、副業で多くの人との出会いが必要な方は一度はカフェ会に参加されたことがあると思います。
私も会社員だったころから、職場以外の人と交流してみたくて当時住んでいた茨城県から東京開催のカフェ会に何度か参加していました。
そしてカフェ会参加者から開催者となった私が、カフェ会主催者の先輩方からいただいたアドバイスをもとにカフェ会主催者の心得をまとめてみました。
・カフェ会をすでに何度か開催しているが、運営がうまくいかない
・カフェ会をこれから開催しようとしているが、どんなことに気を付けたら良いのか知りたい
・カフェ会に参加したことが経験があり、主催者側に興味がある
Contents
カフェ会とは?

ひとことで言うと、カフェでお茶しながら参加者の方と雑談をする交流会です。
異業種交流パーティよりも空いた時間に気軽に参加できるカジュアルな交流会です。
フリートークや趣味の○○好き交流会や読書会、英会話カフェ会などジャンルやテーマは様々です。
参加費も500円~1000円とお手頃価格で、一日に何件もはしごできてしまうというのが魅力的です。
ちなみに私が今まで参加してきたものは全てフリートークのカフェ交流会でした。
カフェ会開催実績
2018年10月~11月末の2か月間で8回の開催数です。
開催者としてはまだまだひよっこですね。
基本的には朝の平日8:30~、休日10:00~で池袋のカフェがメインの活動拠点となっています。
朝開催のため、参加者は毎回2~3人ほどが多いです。
たまに前日キャンセルやドタキャンなどもあり、参加者が1名や0名で開催できないという日もありました。
カフェ会を開催したきっかけ
社会人になるとつい職場の人との繋がりか、もともとの学生時代からの友人などが交友関係のメインとなります。
それだけでなく、今まで自分とかかわりのなかった業界の人とも話したいと思って、カフェ会に参加するようになりました。
そこから次第に自分が参加するだけよりも主催者になった方が、集客の方法や会の進行、参加者とのやり取りなどを通してより学べることが多いのではないかと思うようになりました。
「とりあえず、あれこれ考えるよりもまずは会を開催してみよう!」ということで始めました。
ただし、開催するからにはお客様からワンコインとはいえ参加費をいただくため、一回一回有意義な会になるような配慮はしてくださいね。
しかもカフェ会に初めて参加する人は「カフェ会ってどんな感じなのだろう?」「どんな方が集まるのだろう?」「どんな話題になるのだろう?」「自己紹介ちゃんと言えるかな」などちょっと不安に思うことがあります。
私もそうでしたが、たまたま初めて参加した会が楽しかったことから、また他も参加してみようという気になりました。
今でもその主催者の方とは交流があるので、参加して良かったなと思っています。
カフェ会主催者の先輩方3名にカフェ会開催のコツを聞いてみた!

私が、過去に参加したカフェ会の主催者の先輩方に開催のコツを聞きに行きました。
一人目:東京都在住、個人事業主の30代Aさん(女性)
【カフェ会主催歴:3年】
【開催頻度:週2~3回】


開催するなら新宿、渋谷、池袋などの人が集まりやすい場所は鉄則。
開始時間はどんな人に来てほしいのかによって、開催時間は調整した方がいいよ。
例えば、会社帰りのOLやサラリーマンであれば19時以降の開催時間でもいいし、個人事業主の方であればお昼前後の時間帯や夕方の開催時間にするかな。
休みの日であれば、朝開催だとアクティブな人が集まりやすい。



Aさんは私が初めてカフェ会に参加した際の主催者の方で、Aさんの主催するバスケや異業種交流会などにも参加させていただきました。
カフェ会だけでなく様々なイベントも主催していることから、様々な人との交流があります。
困った人やちょっと変わった人がいたときなどは、Aさんに時々相談に乗ってもらっています。
二人目:東京都在住、会社員20代Mさん(女性)
【カフェ会主催歴:2年】
【開催頻度:週2~3回】




そうしたら勧誘は受けにくくなりました。
おそらく、自己紹介をしっかりすることで主催者と参加者との立場関係がはっきりするから勧誘されにくくなるのかなと思います。

私は、カフェ会参加者の時から主催者になったときも変わらず、ビジネスの勧誘を受けやすかったので常々疑問に思っていたことでした。
Mさんとはその後もカフェでお茶した際に近況を聴かせていただきました。
今度カフェ会の女性参加者を募って女子会を企画中なのでお時間合えばぜひ参加したいと思います。
三人目:東京都在住、個人事業主30代Jさん(男性)
【カフェ会主催歴:1年】
【開催頻度:ほぼ毎日】



Jさんのカフェ会ではなんと月の集客人数は100~150人ほどだそうです。
そして参加者の4割ほどはリピーターさんが占めます。
Jさんの人柄あってこその集客人数だと思います。
また、Jさんもかなり開催時間帯などは来てほしいお客さんの層に合わせて工夫を凝らしている様子です。
カフェ会の開き方

足を運んでくださるお客様への配慮
定期的に開催していると、たまたま参加者さんが1名になりそうな時や急にキャンセルが入って1名しか参加者がいない、もしくは参加者同士がすでに顔見知りのリピーターさんのみといった場合には、
会の開催前にしっかり参加者さんにその旨を伝えてから参加の意思確認を再びするようにしています。
その1名の参加者になりそうな方の参加目的が会での参加者との交流がメインの目的であればキャンセルになることがほとんどです。
ただし主催者の経歴などに興味があってお申込みしてくださった方であれば、1名でも参加してくださる場合があるそうです。
当日どんなトラブルがあるかもわからないため、参加者様と連絡を取れるようにしておくことは、重要です。
参加者様との会話を楽しむ
「たまたま空いた時間を有効活用したい」「自分のビジネスのお客様を探したい」「職場以外で交友関係を広めたい」など、参加者様の動機は様々です。
もちろん主催者側にも主催する目的は必ずありますが、まずはその場に集まった参加者様との会話、その場の雰囲気を楽しむということが「また参加したいな」「良い会だったな」と思ってもらえるために大事なことだと思いました。
そのためには、参加者の発言が偏らないように主催者が話題を振っていく配慮が必要です。
定期的に開催する
今回お話させていただいた三名はカフェ会の主催歴1年弱~2年と定期的に開催されている方々です。そのため、会のリピーターさんの参加率は2~4割ほどとなっているようです。
三名とも集客はコリュパでの告知がメインとなっておりますが、リピーターさんは主催者と直接やり取りをしてそのカフェ会に参加することもあります。
やはり顔見知りの主催者の方で、定期的に開催されている会であれば、お客さんも時間が空いた時に安心して気軽に参加できます。
まとめ
自分がカフェ会に参加した経験と主催した経験、先輩主催者三名のアドバイスからカフェ会主催初心者が大切にすべきことをまとめました。
ちなみにカフェ会の開催は毎回コリュパに告知を掲載することで集客していました。
都内でのカフェ会開催団体が数多くある中で(コリュパだけでも約1000団体が登録)選んでもらえるというのはすごいことだと思います。
カフェ会を主催する際には、様々な目的があるかと思いますが、まずは参加者の方が参加して良かったと思ってもらえるものにしなければ、次に繋がっていかないものです。
まずは、意識できるものからやっていきましょう。
一番は自分で開催していく中で試行錯誤を繰り返して、先輩主催者にアドバイスをいただくことがより良い会にしていくための近道だと思います。