新卒社会人3年目の壁にぶつかっていました。私はどう乗り越えたのか?

こんにちは、ふるかわゆき(@RanpySnow)です。

新卒社会人3年目の壁にぶつかっていた2年前の自分に向けて「どうやってその壁を乗り越えたのか?」今の自分からのメッセージとしてまとめました。

■こんな人向けの記事
・新卒社会人3年以内で今後の自分の人生の方向性に悩んでいる人
・入社前で社会人がどんなことで悩むのかが気になる人

過去に悩み苦しんでいた自分と同じような方に届くといいなと思います。

今回の記事は2年前に書いた記事「新卒3年目の壁にぶつかっています。あなたはどう乗り越えますか?」の続編となります。

新卒社会人3年目の壁にぶつかっています。あなたはどう乗り越えますか?

2018.02.21

新卒社会人3年目に感じる壁はどんなものか?

【社会人3年目で生まれてきた不安や悩み】
・このまま自分はこの会社で同じ仕事を続けていてよいのか?
・本当に自分がしたいことは何なのか?
・20代の今しかできない、大切なことは何なのか?
・頑張って働いているのに思ったほどお金がたまらなくて将来不安
・働く環境を変えた方が、自分はもっと成長できるのではないか?
・人生に夢や目標は必要なのか?

このような不安や悩みがあり、だれに相談したらよいのかもわからなくて自問自答、負のループに陥ってしまっている状態です。

私も新卒で入社した会社で3年目を迎える前からこのような壁にぶつかり、ずっともやもやした状態が続きました。

新卒社会人3年目の壁にぶつかるようになった理由

新卒社会人3年目の壁にぶつかるようになった理由を自分なりに考察してみました。

当時の私はとある農機具メーカーに勤め、入社2年目から営業担当として担当県を持たせてもらっていました。

女性の営業担当が私しかいなかった

農業業界に関わったことのある方は、ご存知かもしれませんが特にこの業界の女性営業担当はほとんどいません。

農機業界の展示会や他社メーカーさんとの研修会で営業担当としての女性参加者が一人ということも珍しくありませんでした。

その分、周りの方から助けてもらったり、親切にしてもらったことは確かですが女性特有の悩みなどを話せる人がいませんでした

お客さんや取引先からかかってくる電話の恐怖との戦い

営業担当として仕事用の携帯を持った経験がある方はわかるかもしれませんが、営業担当として慣れない頃にかかってくる電話ってとても恐怖ですよね。

農業業界は土日も仕事の電話がかかってくることが普通でした。

その営業担当として慣れない時期は「出先で電話がかかってきたらどうしようという恐怖」で一時期、土日の外出すら怖くてできなくなりました。

業界的な専門知識や技術の習得に苦労していた

私は農業や機械のことを専門に勉強したことがなかったため、特に業界的な知識や機械操作、機械の修理対応など技術的なことの習得にとても苦労しました。

それは覚悟での営業希望でしたが、営業担当が行わなければならない仕事の範囲が広すぎて毎日パンク状態でした。

仕事が終わらずに帰宅時間が21時を過ぎるのは当たり前だった

機械の知識や技術的なことが未熟だったことから、自分で調べたり、ベテランの先輩方や自社製品のヘビーユーザーさんに教ったりしながら仕事を進めていました。

それもあって、仕事をなかなか終わらせることができませんでした。

そして、このままではいけないと思いつつも夜の21時過ぎてから会社を出ることが当たり前になってしまっていました。

会社の経営陣の内部紛争によって労働者としての立場の弱さを知った

営業担当として2年目になり、営業担当としても少しマシになってきたかなというところで会社の経営陣の内部紛争が起こりました。

詳細を語ると長くなってしまうので、ここでは語りませんが会社の従業員にとどまらず、お客さんや関連メーカーさんも巻き込むくらいの事態に発展してしまいました。

労働組合の活動などにも参加せざるを得ない状況で、営業先をまともに回ることができない時期もありました。

その内部紛争によって会社員、一労働者としての立場の弱さを知りました。

会社の良い部分も悪い部分も冷静に見えるようになった

社会人2~3年目になり、社外の人とも関わるようになると自分の会社の良い部分や悪い部分を客観的に見ることができるようになってきます

そうすると、「自分はこの環境にずっといて成長できるのか?」なども考えるようになりました。

身近な人の結婚や出産によって、仕事と家庭の両立について真剣に考えるようになった

社会人3年目は身近な人の結婚式に参加することが多く、自分の人生のライフイベントもそう遠くないと感じました。

私の場合、結婚に対してというよりは「今の仕事を続けたまま、理想の家庭を築くことができるのか?」ということについて考えるようになりました。

今のままではいけないと自分で思うようになりました。

新卒社会人3年目の壁を乗り越えた方法

2年前「新卒社会人3年目の壁にぶつかっています。あなたはどう乗り越えますか?」を書いた時には今の自分は想像もつきませんでした。

結論から言うと乗り越えたというより、「新卒3年目の壁にぶつかっています。あなたはどう乗り越えますか?」このブログを書いた半年後に当時勤めていた会社を退職しました。

悩みつつも行動した結果、自分なりの答えを出せたからです。

その当時、自分の壁を乗り越えるためにした行動

【自分の壁を乗り越えるためにした行動】
・自分と向き合う時間を作り、自己分析をする
・本を読む
・人に会って話す
・興味のあるイベントや集まりに積極的に参加する

自分と向き合う時間を作り、自己分析をする

私は一人になって、今の自分の状況や考えていること、不安や悩みを書き出して日々整理していくことはとても重要だと思っています。

この当時、「このままでいいのか?」と思いつつも「自分が何をしたいのか?」という明確な夢や目標がなかったので正直焦っていました。

それでも地道に自分と向き合い、自分を知ることでやりたいことや今後の方向性が徐々に見えてきました。

すぐに答えを出そうと焦らずに自分と向き合ってください。

本を読む

自分が「この人おもしろい生き方してるな」ていう人の書籍やブログなどは読むようにしました。

自分が将来どうしていきたいのかがわからなくても、「この人みたいに生きれたら人生楽しいだろうな」って人はたくさんいると思います。

そういう人からたくさんヒントをもらってそれを自分が実践できそうなものから行動に移していきましょう。

本を読んで考えに変化が出ても実際に行動しないと今の状況は変わりません。

ふるかわゆき
ブログの最後に私がこの時期に読んで良かったものを紹介します

信頼できる人に会って話す

自分と向き合う時間も大切だけれど、人に会って今の悩みを話してみることも重要になってきます。

そこで解決策を探そうと考えるのではなく、今悩んでいることなどを素直に話しましょう。

人と話すことで自分の中に埋もれていたものが整理されることがあります。

また、自分では気づかない一面を人から引き出してもらったり、気づかせてもらうことで新たな発見があります。

決っして自分を否定したりするような人と話しては逆効果なので話す人は選びましょう。

興味のあるイベントや集まりに積極的に参加する

少しでも「おもしろそう!」「興味がある」と思ったイベントなどには積極的に参加するようにしました。

おかげで毎週末が忙しくなってしまいましたが、平日とのメリハリがつくようになりました。

そういったイベントに実際に参加した時に大事なことは、自分がどんなものに対して「おもしろい」と感じたのか?興味が湧いたのか?自分の心の動きに注目しておくことです。

イベントに参加して「ただ面白かった」で終わらせるより次につながる新たな発見があります。

新卒社会人3年目に感じる壁をポジティブにとらえよう!

新卒社会人3年目の壁にぶつかっている時は、終わりの見えない自問自答のループにハマってネガティブに物事をとらえがちになってしまいます。

しかし、それは自分が変わるチャンスでもあるし、自分の人生を生きていきたいという気持ちがあるからこそ訪れる時期なのだとおもいます。

そして、だれでも自分と真剣に向き合わないといけない時期は必ず来ます。

その時期が訪れやすいのがちょうど社会人3年目というだけなのかもしれません。

もちろんもっと早くにその時期が来る人もいれば後から来る人もいると思います。

その仕事を続けるにしろ、辞めるにしろ、新しいことをはじめるにしろ、その時期にあなたが悩みぬいて出した答えや時間に不正解や無駄はきっとないでしょう。

新卒社会人3年目に感じる壁を自分の成長の機会だとポジティブにとらえて乗り越えていきましょう!

おまけ:本の紹介

ふるかわゆき
最後に私が悩んでいた時期に読んだ本の中で、行動の原動力になった本3冊をご紹介します。

「好きなことだけで生きていく」:堀江貴文



「人生を面白く生きていきたい!」と思っている人にはとてもおススメの本です。

これから行動を起こしていくモチベーションアップにつながります。

私は1度読んだ後も何回か読み返して、机の上の目立つところに常に置いておきました。

「未来の働き方を考えよう」:ちきりん



月間200万PVを集める超人気ブロガーちきりんさんの本。

激変する世の中で「これからいったい自分はどのように生きていけばよいのか?」そんなヒントがたくさん詰まった本です。

ちきりんさんの著書は経済や時代の流れなど社会的な内容が読者にわかりやすくかみ砕かれた文章で書かれているので、他のシリーズ本、ブログもおすすめです。

「自分の時間」:アーノルド ベネット


自分のこれからの時間の使い方を考えさせられる本でした。

約100年前に書かれた本であるにも関わらず現在でも読み継がれているということは、時間管理はいつの時代でも永遠のテーマなのかもしれません。

この記事を書いた現在の私

 

現在の私は、当時勤めていた会社を退職してから1年が過ぎました。

会社を退職後は実家に戻り、半年間派遣で働いてからフィリピン・セブ島で3か月の語学留学をしました。

そして今カナダでワーキングホリデーをしている最中です。

当時悩んでいた自分からは想像できなかった生活をしています。

そして、今がとても楽しいです。

やりたいこともどんどん出てくるし、なりたい自分にも一歩ずつ近づいている気がします。

今思うと当時の状況には戻りたくありませんが、あの時があったからこそ今の自分があると思っています。

そして、その当時関わってくれた会社の先輩方や同期やお客さん、取引先の方にはいつも助けられていたので本当に感謝しきれません。

ふるかわゆき
ということで今、悩んでいること、苦しいことがあっても問題から逃げずに向き合っていけばきっと先は見えてきます。
解決策をすぐに出そうと焦らずに、少しずつ前に進んでいきましょう!
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ふるかわゆき
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